カッサレードのおはなし
はじまりは、隣のおばあちゃんが焼いてくれたケーキ。
物心つき始めた幼少の頃、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで暮らしていました。
当時の楽しみは、各家庭のホームメイドケーキを持ち寄って集まっていた週末。
とりわけ、隣に住んでいた料理好きのErryさんの家に代々伝わっていたチーズケーキは
子どもながらに感動するほど、鮮烈に印象に残ったおいしさでした。
それが、カッサレードのチーズケーキの原点ともいえる「スクエアチーズケーキ」。
このチーズケーキの味を、もっとたくさんの人に伝えたい。 その思いがすべてのはじまりでした。
チーズケーキの可能性に挑戦しつづけ、オンリーワンのおいしさを。
チーズの種類だけ、チーズケーキの可能性は広がります。
大人から子どもまで親しみのあるベイクドチーズケーキ。
フルーツの酸味や甘みを添えたレアチーズケーキ。
ワインにも合う、少しクセのあるスチルトンチーズを使ったケーキ。
個性溢れるチーズの風味を生かしたケーキたちは、
今まで知らなかった新しいチーズの世界を教えてくれるかのようです。
これからも、食べて笑顔になるような、記憶に残るような、
そんなオンリーワンのお菓子をお届けしていきたいと思っています。
おいしいチーズケーキ作りのために。
お店に並ぶ常時10~12種類のチーズケーキは、すべてオリジナルのレシピで作ったもの。
素材へのこだわりから、焼き加減、食感や風味のバランス。
自分が食べてみたいもの、こんなチーズケーキがあったらいいなと思うものを随時作ってお出ししています。
幼い頃の感動を追い求めて。
初めてケーキと出会ったのは、アメリカ。
週末に各家庭から持ち寄っていたケーキは、どれも手作りで温かみのあるものばかりでした。子どもの頃のそんな記憶が、おいしいお菓子づくりの原点。
いつか自分も作ってみたい、食べた人に喜んでもらいたい。その思いは、当時から今も変わっていません。
味にこだわり続けた、自信。
ヒントはどこかで食べた料理だったり、見た風景だったり。ショーケースに並ぶケーキたちはどれも、たっぷりと時間をかけて生まれた「カッサレード」オリジナルの味。
何度も試作を繰り返してじっくりと愛情をかけ、こだわりの素材から生まれる、個性的かつシンプルで優しい味わいを大切にしています。
ワインとも、ぜひご一緒に。
ゴルゴンゾーラチーズやロックフォールチーズなど、少しクセのあるチーズケーキは、ワインと一緒に楽しむのがおすすめ。ワインとチーズ、それぞれが相乗効果となって、口中で豊かな味わいを奏でます。
住吉本店のカフェスペースではチーズケーキと相性のよい貴腐ワインもご用意しています。
スクエアチーズケーキへの想い。
アメリカの家庭で出会ったホームメイドケーキを、日本人の口に合うようにアレンジしたのが、お店の看板商品である「スクエアチーズケーキ」。濃厚なチーズのフィリングに、くるみたっぷりのクッキー風生地をあわせ、サクサク、ねっとりとした食感に。ひと口食べれば癖になる、まさに新食感なおいしさです。
変幻自在の“ロックチーズ”。
オーブンにずらりと並ぶ、香ばしい焼き色がついた「ロックチーズ」。その名の通り、「岩」をイメージしたケーキは、こんがりきつね色の表面はハードでも、中はしっとり。高温で一気に焼き上げることで、チーズの旨味がしっかり凝縮されています。また、シンプルでどんな素材ともアレンジしやすく、バリエーションの幅が広いのも魅力です。
チーズの個性を引き立てる。
カッサレードのチーズケーキは、オーストラリア産クリームチーズがベース。いろいろなクリームチーズのなかでも、とりわけ濃厚でチーズの風味がしっかりと感じられるからです。また、カマンベールやゴーダチーズ、ブルーチーズなどもそれぞれ産地を厳選。
小麦粉やバターも納得のいく素材を仕入れています。
パティスリーカッサレード
オーナーシェフ 大西 秀輝